国内の15~69歳の男女1万人にインターネット上で7月に調査を実施。「オタク」と自認するか、または第三者から「オタク」と認知されていると答えた回答者(複数回答)を「オタク」と定義し、詳しく調査した。
推定オタク人数の上位10分野は多い順に①漫画(674万人)②アニメ(657万人)③アイドル(429万人)④家庭用・コンシューマーゲーム(318万人)⑤スマートフォンゲーム(288万人)⑥PCゲーム(178万人)⑦ライトノベル(126万人)⑧フィギュア(115万人)⑨同人誌(110万人)⑩プラモデル(89万人)となった。
年間の消費支出は、1万~5万円未満とした回答が最も多い。分野別平均額のトップは「PC組み立て・電子工作」が10万5652円、次いで「アイドル」(8万1085円)、「メイド・コスプレ関連サービス」(6万3533円)と続いた。
1週間の平均活動時間を見ると、動画共有サイトのユーチューブ上で仮想のキャラクターを用いて配信する「Vチューバー」が15・7時間で最多。それ以降、上位は各種のゲームが続き、PCゲーム(13・3時間)、スマートフォンゲーム(11・9時間)、家庭用ゲーム(11・7時間)だった。
さらに活動時間と年間消費額の関係性を分析したところ、「資金も時間もかけ、最も活発」だったのは「アイドル」。アイドルオタクの25・3%が「1週間の活動時間が10時間以上かつ年間消費額5万円以上」と回答した。年間10万円以上活動に使うという人も約3割いて、ほかのオタクに比べ高い。
こうしたアイドルオタクの人物像に迫ると、10~30代の女性が大部分を占める。職業別では約25%が学生で、比較的時間に余裕があり活動に打ち込めると考えられるという。
同社は「アイドルオタクの平均世帯年収にほかのオタクと大きな違いはなく、可処分所得のうち活動に費やす金額が多い傾向がみられる」と結んでいる。【嶋田夕子】
https://mainichi.jp/articles/20231204/k00/00m/020/142000c
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Source: SKEまとめもん