ハンガリーのパズマニー・ペーテルカトリック大学(PPUC)で行われた研究によれば、有名人に対して崇拝したり執着したりする人々は、知能レベルが低い傾向にある、とのこと。
また生まれつき頭がいい人でも、「熱心なファン」を越えて夢中になってしまうと、日常生活や仕事に集中できなくなって、認知機能が低下してしまうようです。
有名人に執着する人間の心では、いったい何がおきているのでしょうか?
研究内容の詳細は『BMC Psychology』にて公開されています。
(中略)
結果、好きな有名人に対する崇拝や執着のレベルが高い人(上の質問にYESと答える数が多い人)ほど、「流動性知能」と「結晶性知能」のレベルが低くなることがわかりました。
研究者たちは、有名人に対する態度と知能が連動する理由について、
生まれつきの知能が低いから有名人に夢中になる場合と、夢中になって集中力や意欲を投資し続けた結果、認知能力が犠牲になっている場合の2種類があると考えています。
元々の知能が高い人は、有名人の発するイメージが営利企業の集金システムの一部であると認識している可能性が高く、夢中になる可能性が低くなると考えられます。
しかしベースとなる知能が高い人でも、ふとしたキッカケでハマってしまい、中毒のように有名人に執着してしまう可能性もあるでしょう。
そうなると有名人に対する執着に集中力を奪われ、結果的に知能レベルが下がってしまいます。
研究者たちは、有名人のイメージと有名人本人が別であることを認識することが、中毒状態を脱するのに重要であると結論付けました。
もし特定の有名人に多大な思い入れをしているのならば、少し冷静になってみたほうがいいかもしれません。
https://nazology.net/archives/103111
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured
続きを読む
Source: SKEまとめもん